ビートルズにとって、この1962年は飛躍の年となった。
まず正月早々の1/1にデッカレコードのオーディションを受けるも見事に落選してしまう。ブライアン・エプスタインはその後もめげずにあちこちに売り込みを続けたが結果は芳しくなかった。
4月からは3度目のハンブルグでの演奏巡業を開始するも4/10に元メンバーのスチュアート・サトクリフが死亡。哀しみにくれていたメンバーに6月、ジョージ・マーティンからオーディションの誘いが。
そんな1962年のはじまり。
Date | 曲名 | 備考 |
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6/6 |
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※ドラマーはピート・ベスト。 EMI契約のためのオーディションといわれるセッション この日の2曲は「アンソロジー1」に収録されている。 |
8/15 | ドラマー、ピート・ベストを解雇。 リンゴ・スターがこの後正式加入する。 |
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9/6 |
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4人による初めてのセッション。 「ラヴ・ミー・ドゥ」はシングル・バージョン。 「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥー・イット」は元々最初のシングルとしてレコーディングされた曲で「アンソロジー1」に収録。 |
9/11 | 上記のセッションでジョージ・マーティンにダメ出しを喰らい、この日のドラマーはセッションマンのアンディ・ホワイト。 リンゴはタンバリンやマラカスで参加(泣) この日、「プリーズ・プリーズ・ミー」も録音されているがボツ。 このテイクは「アンソロジー1」に収録されている。 |
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10/5 | 1stシングル「ラヴ・ミー・ドゥ / P.S.アイ・ラヴ・ユー」発売。 | |
11/26 | 「プリーズ・プリーズ・ミー」9/11のテイクをボツにして新たにリメイク。 録音を終えた時、ジョージ・マーティンは「初のナンバーワン間違いなしだ」と4人に声をかけたそうな。 |
ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。
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