ザ・ビートルズ楽曲データベース

Thank You Girl

邦題
サンキュー・ガール
作者
Lennon/McCartney(二人の共作)
リードヴォーカル / コーラス
ポール、ジョン / -
使用楽器
  • Gibson J-160E (John)
  • Hofner Bass (Paul)
  • Gretch DUO JET (George)
  • Premier (Ringo)
  • Harmonica (John)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での3枚目のオリジナルシングル「フロム・ミー・トゥ・ユー」のカップリング曲である。
1963年4月12日に発売された。
全編、ジョンとポールのデュエットで歌われている。

各オリジナルアルバムには未収録のために、編集盤「パスト・マスターズ」に収録されている。

この曲は1963年3月5日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
シングル「フロム・ミー・トゥ・ユー」と同じ日である。
元々の題名は「Thank you, Little Girl」であった。

まずこの曲を6テイク録音して、その後にエンディングのギターの編集用パートを7テイク録音。
そして第6テイクと第13テイクを編集してベストテイクが作られた。

1963年3月13日。アビイ・ロード第2スタジオ。
この日はジョンのハーモニカのオーバーダブセッションのみが行われている。

ちなみにこのセッションはデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」のリリース前である。
デビューアルバムがリリースされるのは約10日後の1963年3月22日。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. ステレオとモノラルではハーモニカのミックスが異なる。
    ステレオはサビのメロディーに呼応する形でハーモニカのメロディーが入っているが、モノラルでは入っていない。また、エンディング部分でもステレオバージョンはハーモニカのフレーズが入っている。
  2. The Beatles Live at BBC」にこの曲は収録されている。
    これはBBCラジオのために1963年6月19日にプレイハウス・シアターでレコーディングされたテイクである。
    このバージョンにはハーモニカは入っていない。
  3. 2013年12月17日にiTunes Store限定で配信開始された「The Beatles Bootleg Recordings 1963」にテイク1そしてテイク5が収録されている。
    テイク1の方はサビの歌詞の一部分がジョンもポールも「And all I wanna do Is thank you girl」と歌っており、再びAメロに戻る際の2小節の間奏がまだない。エンディングはフェイドアウト処理。
    テイク5は歌詞も発表されたものと同じ「And all I gotta do Is thank you girl」になっており、2小節の間奏も足されている。エンディングのドラムフィルも追加されているがいまいちキマっていないせいかフェイドアウト処理されている。
    この次のテイク6がベーシックトラックとなったのだろうけども「エンディングのギター用の編集パート」って何なのかがいまいちわからない・・・特にリードらしいフレーズもない曲ですしね。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ジョンはこの曲をシングル用に書いたが、うまくいかなかったと発言している。
    1972年のインタビューでは「あれは適当にやっつけで書いた曲」とも発言している。
    一方、ポールは「僕らは"Thank You Girl"っていう題の曲を書けば僕らにファンレターをくれる女の子たちに本当のありがとうを届けられると分かっていたんだ。だから僕らの多くの曲はファンに直接届いた。」となんとも模範的なコメントを残している。

Youtube


参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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