ザ・ビートルズ楽曲データベース

Mr. Moonlight

邦題
ミスター・ムーンライト
作者
Roy Lee Johnson (ロイ・リー・ジョンソン)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン / ポール
使用楽器
  • Rickenbacker 325(John)
  • Höfner Bass (Paul)
  • Gretch Country Gentleman (George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Hammond Organ (Paul)
  • Conga
  • African Drum (George)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での4枚目にあたるオリジナルアルバム「ビートルズ・フォー・セール」の6曲目に収録された、ラテンのアレンジを思わせるミディアムスローナンバー。
ビートルズは「年にアルバム2枚」の契約をこなすために、前作「ハード・デイズ・ナイト」の発売一ヶ月後から、このアルバムのセッションに取りかかっている。
ジョンがリードをとり、ポールがコーラスでサポートしている。

この曲は1962年にR&B歌手のピアノ・レッド(Piano Red)がドクター・フィールグッド&ジ・インターンズ名義で発表したもので、ビートルズはハンブルグ時代からこの曲をステージレパートリーとして演奏していた。

アルバム収録にあたって、1964年8月14日にアビイ・ロード第2スタジオで4テイクの録音を試みているが、
この日は完成に至らなかった。

そして1964年10月18日、アビイ・ロード第2スタジオにて再度この曲に着手。
ビートルズはこの日だけで7曲(シングル、「アイ・フィール・ファイン」を含む)を録音している。

第6テイクからはハモンドオルガンも加わり、最終的には第4テイク(リメイク前)と第8テイクを
編集したものがアルバムに収録されている。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. モノラル盤はステレオ盤と比べて、多少フェイドアウトが早い。
    繰り返しの「Mr.moonlight」がステレオでは4回聴けるが、モノラルでは4回目早々にフェイドアウトする。
  2. The Beatles Anthology 1」に1964年8月14日のテイク1、そしてテイク4が収められている。
    歌い出しのシャウトの最後がちょっと途切れたジョンに対し、ポールが「おしいな!」と声をかけている。
    まだリメイク前なので間奏はオルガンではなく、ジョージのギターソロである。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲は日本ではなぜかよく知られている。
    理由としては、来日公演のドキュメンタリー番組の冒頭で使われたからだ、とか。(複数の証言あり)
    管理人も見たことはあるが、確かにあれは印象に残る使われ方だった。
    そのせいか日本ではシングルカットもされている。(ホワット・ユー・アー・ドゥーイングとのカップリング)
    しかし、「ビートルズ・レコーディング・セッション」によると、この曲は軒並み評判が悪かったとか。
    著者のマーク・ルウィソーンまで「もっとも不評だった」と書いている。

Youtube

参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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