ザ・ビートルズ楽曲データベース

Run For Your Life

邦題
浮気娘
作者
Lennon/McCartney(ジョンの作品)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン / ポール、ジョージ
使用楽器
  • Gibson J-160E (John)
  • Rickenbacker 4001 (Paul)
  • Fender Stratocaster(George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Tambourine (Ringo)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での6枚目にあたるオリジナルアルバム、「ラバー・ソウル」の14曲目に収録されたアップテンポのナンバー。作者であるジョンがリード・ヴォーカルをとり、ポールとジョージがハーモニーをつけている。

昨年と同じく「1年に2枚のアルバム」のノルマをこなすべく、10月半ばからこのアルバムのセッションは開始された。 実質このアルバムは一ヶ月たらずでレコーディング~ミキシングを経て、完成させている。
しかも、セッション開始の時点では、録音できる曲のストックがなかったそうだ。
ポールはこのアルバムのセッションより、リッケンバッカー4001を使用しはじめている。

この曲は1965年10月12日のセッションにて録音された。
このアルバムのセッション初日であり、最初に録音された楽曲である。
同じ日のセッションでは「ノルウェーの森」のテイク1が録音されている。

全部で5テイク録音されたが、完全に演奏できたのは第5テイクのみで、
そのテイクにオーバーダビングが施されて完成した。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. このアルバムに関しては、1987年のCD化においてもリミックスがやり直されており、またアメリカでも2種類のミックスが出回っていたり(収録曲も本国イギリスとは異なる)、本国でもカッティングレベルの違うアナログ初版の「マトリックス1」などがあって正直キリがない。
    現在、CDで出回っているミックスを下記に羅列しておく。
    • 1987年に発売されたCD(ステレオ)Voが中央に定位しているもの
    • 2009年に発売されたリマスターCD(ステレオ)基本は上記に準拠。
    • 2009年に発売された限定モノラルボックスに収められたCD(モノラル)
    • 上記のモノラル盤CDに収められたボーナストラック(ステレオ)1965年のミックス(Voが右に定位)
    • ザ・ビートルズ’65BOX」に収められたキャピトル(アメリカ)版ステレオミックス。
    • 上記に収められたキャピトル(アメリカ)版モノラルミックス。
    こんな感じで1度の音源で6回楽しめます、というかいい加減にしろコラ。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲は「ジョンが嫌いな曲」としても知られていて、「やっつけで書いた」「アルバム全体のいい空気をぶち壊しにしてくれる曲だ」「わざとアルバムの流れを壊すために入れた」などと発言している。しかし、その割にはセッション初日に録音されているんだが・・・・。
  2. 歌詞の数行はエルヴィス・プレスリーのサン時代のロカビリーナンバー「Baby,Let's Play House」から引用されている。前述した「嫌い」発言に加え、セッション初日にしてこの切羽詰まり方は、いかに締め切りに追われていた事と、いかに曲のストックがなかった事を表している(のかもしれない)。
  3. この曲は例の「ゲット・バック・セッション」でも演奏されている。
    このセッション全体に言えることだが、散漫な演奏で「適当に覚えてる曲歌ってみました」的な感はある。

Youtube

参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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