ザ・ビートルズ楽曲データベース

She Said She Said

邦題
シー・セッド・シー・セッド
作者
Lennon/McCartney(ジョンの作品)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン / ジョージ、ポール?
使用楽器
  • Fender Stratocaster(John)
  • Rickenbacker 4001 (?)
  • Gibson ES-345(George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Organ (John)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での7枚目にあたるオリジナルアルバム「リボルバー 」の7曲目に収録されたサイケデリック色が強いハードなナンバー。作者のジョンがリード・ヴォーカルをとり、ジョージ(とポール?)がコーラスを付けている。

前アルバム「ラバー・ソウル」のレコーディング・セッションから半年の充電期間を経て開始されたこのアルバムのセッションは、さまざまな実験が盛り込まれて進行した。そのおかげなのか、このアルバムの収録曲がライブで演奏されることはなかった。もはやビートルズの録音物は当時の機材、そして4人という人数で再現は難しくなっていたのだ。

この曲は1966年6月21日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
このアルバムのセッションで一番最後に録音された曲である。
この日と翌日にかけてステレオ、モノラルのミックスダウンを終わらせてアルバムが完成した。
9日後にビートルズは日本公演を行うために日本の地に立つ事になる。

この曲は25テイクのリハーサルを繰り返した後に、正規の録音が開始された。
第3テイク目をベストとし、そこにジョンのヴォーカルとジョンとジョージによるコーラスがオーバーダブされる。
そしてピンポンで1トラック空けた所に、ジョージのギターとジョンのオルガンを足して完成させた。

いずれかの段階で回転操作が加えられていると推測できる。
キーAで録音されている(開放弦を多用しているのが判別できる)ものが、半音上のB♭まで上がっている。

また、ポール自身が「ジョンと口論してスタジオを飛び出したためにこの曲の録音には参加していない」と発言しているが、確かにベースの音の切り方、フレーズ、音の粒などはポールの物ではない気もする。
だからこそ25テイクものリハーサルが必要だったのか?とも推測できる。
しかし、高音部分のコーラスはポールに聞こえる(少なくともずっとそう思っていた)ので、これは管理者には判断が付きかねるために保留とさせていただきます。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

特になし

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ビートルズにしては露骨なドラッグソングとして知られているこの曲だが、これはジョンが俳優のピーター・フォンダと一緒にLSDをやってトリップしたときにぶっ倒れてしまい、気がついた時ピーターから「僕は死がどんなものか知ってるよ」と言われた事からインスパイアされてこの曲を作ったからである。ジョンは「そんなもん知りたくない」と返したそうだが。
    そこで「He Said」にしたらさすがにバレるんで「She Said」と三人称を変更したそうである。

参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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