ザ・ビートルズ楽曲データベース

I've Just Seen A Face

邦題
夢の人
作者
Lennon-McCartney(ポールの作品)
リードヴォーカル / コーラス
ポール / ポール
使用楽器
  • Gibson J-160E(John)
  • Epiphone Texan (Paul)
  • Framus 12-String Guitar(George)
  • Ludwig(Snare with Brushes)(Ringo)
  • Maracas (Ringo)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での5枚目にあたるオリジナルアルバム、そして2作目の主演映画のサウンドトラックアルバムでもある「ヘルプ! 」の12曲目に収録された、カントリー調のナンバーである。
サントラアルバムとはいえ、B面は映画では使われていない曲が収録されている。
作者のポールがリード・ヴォーカルをとっており、 コーラスもポールが付けている。

この曲は1965年6月14日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
この日に録音されたのは「イエスタデイ」そして「アイム・ダウン」とまさにポールの為の一日であった。

ジョン(J-160E)とポール(エピフォン・テキサン)、そしてジョージ(フラマス12弦)のアコースティックギターとリンゴによるブラシによりスネアドラムで構成されており、それにギターのボディーを叩く音、とマラカスがオーバーダビングされている。

全部で6テイク録音されて、第6テイクが収録された。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

特になし

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲もボブ・ディランとの接触によって、インスパイアされたものには違いないが、ポールの解釈はこういう明るい歌詞の曲になるのか、と管理人はひそかにウンウンと頷いている夜があります。
    なんせ元々の仮タイトルが「Aunty Gin's Theme(ジンおばさんのテーマ)」というらしいので、カントリー方面のカラーがポールにとっては好みだったのかも知れません。
  2. ポールは解散してからもこの曲をよく取り上げていて、ウィングスの「Wings Over America」や、1991年の「Unplugged」、そして2003年のロシアでのライブなどで演奏している。この場合演奏キーは1音下がってGで演奏されるのがほとんどである。

各種聴き放題サービスでのビートルズ作品の取り扱い状況

Amazonプライムミュージック

ビートルズ・オリジナルアルバムはAmazonプライムの特典である「Amazon Prime Music」で「ウィズ・ザ・ビートルズ」「ビートルズ・フォー・セール」「イエロー・サブマリン」を除いて聴き放題に含まれています。(いずれも2009年リマスターのみ)

Amazonジャパンのプレスリリースはこちら。

なぜこの3つが省かれているのかが謎ですが、単体での購入もお忘れなくという事なのかも知れません。
Amazonプライムはお急ぎ便の使用や送料無料、プライムビデオなど様々な特典を含んで月間400円、年間3,900円という価格で提供されています。
ちなみにプライムビデオの方では無料のビートルズ映像作品はありませんでしたし、公式の映画やコンサートフィルムは取り扱い自体がありませんでした。
頻繁にAmazonを使う、という事であれば加入するのもよいかも知れませんがビートルズを全て楽しみたい!という方には微妙かも。

Google Play Music

Googleが提供しているGoogle Play Musicの状況はオリジナルアルバム(アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントペパーの50周年含む)は全て配信されていますが、BBCセッション、レット・イット・ビー・ネイキッドは見当たりませんね。その代わりトニー・シェリダンものやハンブルグものなど少々怪しそうな物もラインナップされてるのがちょっと面白いです。
こちらは月額980円です。公式サイトはこちら

Spotify

Spotifyでの状況はGoogle Play Musicと同じ取り扱い状況ですが、時折広告が入ったり使用時間の制限があるものの公式アルバムの曲は全曲聴けるようになっています。
この制限を外したり、ダウンロード可能にするには月額980円の使用料が必要になります。
公式サイトはこちら

Apple Music

音楽配信サービスの大御所(笑)といえばやっぱりAppleですが、ビートルズの取り扱い状況は他よりも充実しており、BBCセッション、ネイキッド、イエロー・サブマリンソングブック、そしてなんとU.S.Albums(!)も含まれています。但しこれらは単体購入のみでしか聞けないものもあります。

オリジナルアルバム、アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントの50周年エディションまでが聴き放題プランの中に含まれているので、ビートルズを楽しみたいのであればApple Musicが今の所最良の選択と言えるでしょう。

惜しむらくはモノラル盤の取り扱いがないところですが、AppleにはiTunes独占配信だった「The Beatles Bootleg Recordings 1963」があるのが大きいですね。
このアルバムも月額プランで聴けるものの中に入っています。

月額プランは個人では980円。ファミリープラン、1480円もありこちらはこの金額で6人までアクセス可能です。

参考文献

ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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