ザ・ビートルズ楽曲データベース

We Can Work It Out

邦題
恋を抱きしめよう
作者
Lennon/McCartney(二人の共作)
リードヴォーカル / コーラス
ポール / ジョン
使用楽器
  • Gibson J-160E (John)
  • Hofner Bass (Paul)
  • Ludwig (Ringo)
  • Tambourine (George)
  • Harmonium (John)

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Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での11枚目のオリジナルシングル。カップリングは「デイ・トリッパー」。
ビートルズ初の両A面シングルにもなるこの曲は1965年12月3日に発売された。
6枚目のアルバム「ラバー・ソウル」と同時発売である。

各オリジナルアルバムには未収録のために、編集盤「パスト・マスターズ」に収録されている。

この曲は1965年10月20日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
アルバム「ラバー・ソウル」のレコーディング・セッション中である。
ジョン(ギター)、ポール(ベース)、ジョージ(タンバリン)、リンゴ(ドラム)の編成でリズムトラックを録音。
このリズムトラックは2テイクで終了し、つづけて第2テイクにジョンとポールがヴォーカルを録音。
そしてジョンがハーモニウムをオーバーダブしている。

そして1965年10月29日。アビイ・ロード第2スタジオで追加のボーカルをオーバーダブしてこの曲は完成した。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

特になし

An anecdote ~ こぼれ話

  1. 途中のワルツ風の3拍子はジョージのアイデアによるものである。
  2. 「ジョンがタンバリンでジョージがギター」という説もよく聴くが、ブートレッグに収録されたこの曲の録音の際の会話から、ジョンがギター、ジョージがタンバリンだと思われる。
    「We can work it out, We can work it out」の部分での16分音符を含めたカッティングはジョンならではのもので、少なくとも管理人はこの頃のジョージにこういうプレイが出来るとは思えないのである。(失礼!)
  3. カバーはスティービー・ワンダーやチャカ・カーンの物が有名である。

各種聴き放題サービスでのビートルズ作品の取り扱い状況

Amazonプライムミュージック

ビートルズ・オリジナルアルバムはAmazonプライムの特典である「Amazon Prime Music」で「ウィズ・ザ・ビートルズ」「ビートルズ・フォー・セール」「イエロー・サブマリン」を除いて聴き放題に含まれています。(いずれも2009年リマスターのみ)

Amazonジャパンのプレスリリースはこちら。

なぜこの3つが省かれているのかが謎ですが、単体での購入もお忘れなくという事なのかも知れません。
Amazonプライムはお急ぎ便の使用や送料無料、プライムビデオなど様々な特典を含んで月間400円、年間3,900円という価格で提供されています。
ちなみにプライムビデオの方では無料のビートルズ映像作品はありませんでしたし、公式の映画やコンサートフィルムは取り扱い自体がありませんでした。
頻繁にAmazonを使う、という事であれば加入するのもよいかも知れませんがビートルズを全て楽しみたい!という方には微妙かも。

Google Play Music

Googleが提供しているGoogle Play Musicの状況はオリジナルアルバム(アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントペパーの50周年含む)は全て配信されていますが、BBCセッション、レット・イット・ビー・ネイキッドは見当たりませんね。その代わりトニー・シェリダンものやハンブルグものなど少々怪しそうな物もラインナップされてるのがちょっと面白いです。
こちらは月額980円です。公式サイトはこちら

Spotify

Spotifyでの状況はGoogle Play Musicと同じ取り扱い状況ですが、時折広告が入ったり使用時間の制限があるものの公式アルバムの曲は全曲聴けるようになっています。
この制限を外したり、ダウンロード可能にするには月額980円の使用料が必要になります。
公式サイトはこちら

Apple Music

音楽配信サービスの大御所(笑)といえばやっぱりAppleですが、ビートルズの取り扱い状況は他よりも充実しており、BBCセッション、ネイキッド、イエロー・サブマリンソングブック、そしてなんとU.S.Albums(!)も含まれています。但しこれらは単体購入のみでしか聞けないものもあります。

オリジナルアルバム、アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントの50周年エディションまでが聴き放題プランの中に含まれているので、ビートルズを楽しみたいのであればApple Musicが今の所最良の選択と言えるでしょう。

惜しむらくはモノラル盤の取り扱いがないところですが、AppleにはiTunes独占配信だった「The Beatles Bootleg Recordings 1963」があるのが大きいですね。
このアルバムも月額プランで聴けるものの中に入っています。

月額プランは個人では980円。ファミリープラン、1480円もありこちらはこの金額で6人までアクセス可能です。

参考文献

ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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