ザ・ビートルズ楽曲データベース

I'm Only Sleeping

邦題
アイム・オンリー・スリーピング
作者
Lennon/McCartney(実質はジョンの作品)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン / ポール、ジョージ
使用楽器
  • Gibson J-160E (John)
  • Rickenbacker 4001 (Paul)
  • Epiphone Casino (George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Tambourine
  • Cowbell

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での7枚目にあたるオリジナルアルバム「リボルバー 」の3曲目に収録された気怠い雰囲気を持つナンバー。作者のジョンがリード・ヴォーカルをとり、ポールとジョージがコーラスをつけている。

前アルバム「ラバー・ソウル」のレコーディング・セッションから半年の充電期間を経て開始されたこのアルバムのセッションは、さまざまな実験が盛り込まれて進行した。そのおかげなのか、このアルバムの収録曲がライブで演奏されることはなかった。もはやビートルズの録音物は当時の機材、そして4人という人数で再現は難しくなっていたのだ。

この曲はまず1966年4月22日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
この日はリズム・トラックの完成を目指し、全部で11テイクが録音された。

1966年4月29日にジョンのヴォーカルを録音。
この際にリズムトラックの回転を下げてテープを回しながらヴォーカルを録音した。
(結果的に、普通の再生速度に戻して再生すると声が高くなる)

そして1966年5月5日。この曲に逆回転のギターソロをいれる事に決定。
音符を後ろから書いたものに忠実にジョージがギターをプレイした。
この回転操作に関わる手間のせいで6時間以上をギターのオーバーダブに費やしている。

最後のセッションは1966年5月6日。コーラスを収録して完成に至る。

しかし、アメリカ盤への提供やモノラル・ステレオの違いなどでこの曲には、逆回転ソロの挿入部分がそれぞれ違うテイクが4つ確認されている。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. この曲に関しては逆回転ギターの挿入場所が違うものが4つ確認されている。以下一覧表。
    分類/挿入箇所(歌詞) Running everywhere at such a speed Till they find there's no need taking my time,Lying there and staring at the ceiling 間奏
    Ver.A "Revolver"ステレオ盤(1987,2009のCD) "Till They"の箇所のみSEなし。後は全て入っている。 入ってない 1拍目から入る。
    Ver.B "Yesterday and Today"(ブラック・グリーンレーベル) 入ってない "taking my"と"Time"の間から入ってくる。 1拍目から入る。
    Ver.C "Revolver"モノラル盤
    (2009限定モノボックス含)
    "Till They Find"の箇所のみSEなし。後は全て入っている。 "Lying"と"There"の間から入ってくる。 1拍目から入る。
    Ver.D "Yesterday and Today"(アップルレーベル以降) 前半は1本、"They"からは2本入っている。 入ってない 2拍目から入る。
  2. The Beatles Anthology 2」にリハーサル、そしてテイク1が収められている。リハーサルテイクは演奏のみで、ビブラフォン(?)が入っていることに驚かされる。テイク1はジョンとジョージ(ポールかも)のアコースティックギターのみでジョンとポールがデュエットで歌ってるもの。 

An anecdote ~ こぼれ話

特になし

Youtube

参考文献

Amazon Shop Link

ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

△ページ最上部へ移動

ザ・ビートルズ曲雑記ブログ レコーディング年表(1962-1970) ステレオ・モノラルその他テイク違い一覧表 イギリス本国でのシングルレコード一覧表