ザ・ビートルズ楽曲データベース

Good Day Sunshine

邦題
グッド・デイ・サンシャイン
作者
Lennon/McCartney(ポールの作品)
リードヴォーカル / コーラス
ポール / ジョージ、ジョン
使用楽器
  • Piano (Paul,George Martin)
  • Rickenbacker 4001 (Paul)
  • Ludwig (Ringo)
  • Hand Clap
  • Durm Stick

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での7枚目にあたるオリジナルアルバム「リボルバー 」の8曲目(アナログ盤はここからB面)に収録されたボードヴィルスタイルのナンバー。作者のポールがリード・ヴォーカルをとり、ジョン、ジョージがコーラスを付けている。

前アルバム「ラバー・ソウル」のレコーディング・セッションから半年の充電期間を経て開始されたこのアルバムのセッションは、さまざまな実験が盛り込まれて進行した。そのおかげなのか、このアルバムの収録曲がライブで演奏されることはなかった。もはやビートルズの録音物は当時の機材、そして4人という人数で再現は難しくなっていたのだ。

この曲は1966年6月8日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
このアルバムのセッションで最も短期間で仕上がった曲の一つである。
録音開始時の仮曲名は「A Good Day's Sunshine」。
いつもの如く、延々と録音しながらリハーサルを繰り返し、3テイクを録音して
ベストと判断された第1テイク(ベース、ピアノ、ドラム)にポールのヴォーカルとジョンとジョージのバックコーラスをオーバーダブ。
(この編成だと、もしかしたらベースはジョンかジョージの可能性もある。)

翌日の1966年6月9日にリンゴはシンバルを追加。
そしてプロデューサーのジョージ・マーティン卿が間奏のホンキートンクスタイルのピアノソロをオーバーダブ。
(テープ回転を少し変えて録音されている)
3人によるコーラス(エンディング部分)とハンドクラップをオーバーダブして完成に至る。

この曲にはギターが全く使用されなかった。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. モノラルとステレオでエンディングの処理が異なる。
    モノラル盤ではエンディングにスネアドラムとバスドラムが聞こえるが、ステレオ盤ではスネアドラムのみとなっている。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ポールの音楽性の幅広さが生んだいかにもな曲だが、こういうボードヴィル調の曲は次作「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に収録される「ホエン・アイム・シックスティー・フォー」の方が実は作曲は先である。
  2. ポールはこの曲を「アメリカのバンド、ラヴィン・スプーンフルから影響を受けて書いた」と発言している。ラヴィン・スプーンフルは「サマー・イン・ザ・シティ」や「魔法を信じるかい?」などのヒット曲がある。彼らはビートルズに始まる「ブリティッシュ・インヴェイション」の影響を受けた世代である。
  3. 1984年の映画「ヤァ!ブロードストリート」でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この曲も取り上げられている。実にこのアルバムからは4曲選ばれている事からも、ポールがいかにこの時期に充実してたのかが伺えよう。
    映画の中ではオープニングでポールが車でレコード会社に向かう場面のBGMで使用されている。
    このバージョンはポールが全ての楽器を演奏しており、また間奏はジョージ・マーティン本人が弾いているという完コピ度高め。
  4. ポールは2005年のライブDVD「The Space within us」でこの曲を演奏しているが、この時はNASAの宇宙船と交信しながら(!)演奏していた。いやはや科学の進歩ってのは・・・・・すごい!

Youtube

参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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