ビートルズのシングルで最初に好きになったのはこの曲でした。
まだギターがどんなもんかもわからなかったですが
イントロの「ボン・・・・・・・・ミョーン~~~」というのがすごく印象的で
リズムもとてもラテンっぽくて「お、これはかっこいい!」と思ったのを覚えています。
楽器を若干触るようになってからは色々な事が違って聞こえてくるようになり
たとえば「イントロのミョーン!ってどうやるんだ?」と思って
なんとなく思いっきり5弦開放を弾いて、弦を切ったりしてました(笑)
そんな「アイ・フィール・ファイン」にも数々のブートレッグが出回っています。
まずは第1テイク。
http://www.youtube.com/watch?v=BPlwsBrLuYs
最初はリリースされた物とは違ってキーが1音高いAだった様です。
「最初のフィードバックは偶発的に起こった物を収録した」と書かれてる本を見ましたが
第1テイクから行っているという事は、意図的に収録しようとしている事でしょうね。
そして第2テイクではキーを1音下げて、発表されたキーと同じくGに。
ジョンも若干歌いやすそうな印象を受けます。
続いて第5テイク。
ここでようやく曲の最後まで演奏したテイクが録音できました。
続いて第6テイク。
http://www.youtube.com/watch?v=Cvd6yNMm4c0冒頭でジョージが「シーズ・ア・ウーマン」のフレーズをなぜか練習してます(笑)
「シーズ・ア・ウーマン」が録音されたのはこの日の1週間前ですから
「なんかフレーズが似てしまってるなあ・・」とか思ってたんでしょうかねw
ボーカルが入ってないという事はオケを仕上げにかかろう!という事なんでしょう。
しかしギターソロにはトライせずに終わります(笑)
(心なしかリンゴのドラムのピッチがかなり高いような。。回転操作かな?)
続いての第7テイクでは、ボーカルが入ってますが全てがダブルトラック。
ここで劇的にリンゴのリズムパターンが変わっているのもなにか変ですが、
ここまでのテイクでいったんボーカルまで録音してみたのでしょうか?
記録では第9テイクにボーカルをオーバーダブ、という事なので
実際はどうなのかがちょっとわかりませんけども
6テイクと7テイク(これが本物ならば)の間に
「リンゴ、もうちょっと派手にしてー。ライドでカンカラカンカン・・・みたいなww」と
ジョンが言ったのかなあ、とか妄想するのがファンとしては楽しいのです(笑)
それにしてもこの曲が録音された日(1964年10月18日)は
「ビートルズ・フォー・セール」のセッション中で、なんと8曲も仕上げているんですよねえ。
いやはや、すごいわほんと。