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Everybody's Trying To Be My Baby

Everybody's Trying To Be My Baby

邦題
みんないい娘
作者
Carl Perkins (カール・パーキンス)
リードヴォーカル / コーラス
ジョージ /  -
使用楽器
  • Gibson J-160E(John)
  • Höfner Bass (Paul)
  • Gretch Tennessean(George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Tambourine (John)

レコーディング・データ

ビートルズの英国での4枚目にあたるオリジナルアルバム「ビートルズ・フォー・セール」の14曲目に収録されたロックンロールナンバーである。
ビートルズは「年にアルバム2枚」の契約をこなすために、前作「ハード・デイズ・ナイト」の発売一ヶ月後から、このアルバムのセッションに取りかかっている。
ジョージがダブルトラックで全編リードを取っている。

この曲はカール・パーキンスが1957年にリリースしたナンバーである。
マッチ・ボックス」「ハニー・ドント」に続く3曲目のパーキンス・ナンバーになる。
ジョージはデビュー前からこの曲をステージで歌っている。

この曲が録音されたのは1964年10月18日、アビイ・ロード第2スタジオ。
ビートルズはこの日だけで7曲(シングル、「アイ・フィール・ファイン」を含む)を録音している。
1テイクで録音され、ダブルトラック用のボーカルとタンバリンがオーバーダブされた。

ミックス、テイク違い&リマスター

  1. The Beatles Anthology 2 」に1965年8月15日に行われたニューヨーク、シェア・スタジアムでのライブ演奏が収録されている。
  2. The Beatles Live at BBC」にはBBCセッションでの演奏が収められている。
    アルバム収録のものとほとんど変わらない。
  3. 2016年9月9日発売の「ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル 」(アナログのみで発売されていた公式ライブ盤「ザ・ビートルズ・スーパー・ライブ!」のCD化)にこの曲のライブバージョンが収録されている。

こぼれ話

  1. この曲を歌詞カードを見て一緒に歌った事のある人は一度は疑問に思った事があるはずだが
    歌詞は「Everybody's Trying To Be My Baby」とカタカナで書くと「トライングトゥ」または「トライントゥ」なのだが、どれだけ耳を凝らして聞いても、ジョージは「サーナ」と歌ってる様にしか聞こえない。
    カール・パーキンスの原曲ではちゃんと「トライントゥ」と歌っているんだが、コンサート音源でのジョージのMCも「サーナ」と発音しているので、これは俗に言う「リヴァプールなまり」ってヤツなのかも・・?

聴き放題サービスでのビートルズの取扱状況

Amazonプライムミュージック

ビートルズ・オリジナルアルバムはAmazonプライムの特典である「Amazon Prime Music」で「ウィズ・ザ・ビートルズ」「ビートルズ・フォー・セール」「イエロー・サブマリン」を除いて聴き放題に含まれています。(いずれも2009年リマスターのみ)

Amazonジャパンのプレスリリースはこちら。

なぜこの3つが省かれているのかが謎ですが、単体での購入もお忘れなくという事なのかも知れません。
Amazonプライムはお急ぎ便の使用や送料無料、プライムビデオなど様々な特典を含んで月間400円、年間3,900円という価格で提供されています。
ちなみにプライムビデオの方では無料のビートルズ映像作品はありませんでしたし、公式の映画やコンサートフィルムは取り扱い自体がありませんでした。
頻繁にAmazonを使う、という事であれば加入するのもよいかも知れませんがビートルズを全て楽しみたい!という方には微妙かも。

Google Play Music

Googleが提供しているGoogle Play Musicの状況はオリジナルアルバム(アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントペパーの50周年含む)は全て配信されていますが、BBCセッション、レット・イット・ビー・ネイキッドは見当たりませんね。その代わりトニー・シェリダンものやハンブルグものなど少々怪しそうな物もラインナップされてるのがちょっと面白いです。
こちらは月額980円です。
公式サイトはこちら

Spotify

Spotifyでの状況はGoogle Play Musicと同じ取り扱い状況ですが、時折広告が入ったり使用時間の制限があるものの公式アルバムの曲は全曲聴けるようになっています。
この制限を外したり、ダウンロード可能にするには月額980円の使用料が必要になります。
公式サイトはこちら

Apple Music

音楽配信サービスの大御所(笑)といえばやっぱりAppleですが、ビートルズの取り扱い状況は他よりも充実しており、BBCセッション、ネイキッド、イエロー・サブマリンソングブック、そしてなんとU.S.Albums(!)も含まれています。但しこれらは単体購入のみでしか聞けないものもあります。

オリジナルアルバム、アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントの50周年エディションまでが聴き放題プランの中に含まれているので、ビートルズを楽しみたいのであればApple Musicが今の所最良の選択と言えるでしょう。

惜しむらくはモノラル盤の取り扱いがないところですが、AppleにはiTunes独占配信だった「The Beatles Bootleg Recordings 1963」があるのが大きいですね。
このアルバムも月額プランで聴けるものの中に入っています。

月額プランは個人では980円。ファミリープラン、1480円もありこちらはこの金額で6人までアクセス可能です。

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