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Dig it

Dig it

邦題
ディグ・イット
作者
Harrison/Lennon/McCartney/Starkey(全員の共作)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン / -
使用楽器
  • Piano (Paul)
  • Fender Bass VI(John)
  • Fender Telecaster (George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Hammond Organ (Billy Preston)
  • Shaker (George Martin)

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レコーディング・データ

ビートルズの12枚目の英国オリジナルアルバム、そしてラストアルバムとなった「レット・イット・ビー」の5曲目に収められているナンバー。
1970年5月8日に発売されているこのアルバムだが、録音は前アルバム「アビイ・ロード」より前に行われている。
これは楽曲というよりもジャム・セッションの一部であり、クレジットも全員の名前で書かれている。
リード・ヴォーカルはジョン。アルバムでは聞こえないがポールもコーラスで参加している。
実際は10分以上演奏されており、その中の一部がアルバム「レット・イット・ビー」に収録されている。

この曲が録音されたのは1969年1月24日。サヴィル・ロウのアップルスタジオ。
実際には2回演奏されているが、アルバムに使われたのは第2バージョン(12分25秒)の一部である。
ただし第1バージョンのエンディングにジョンが発した
「That was 'Can You Dig It?' by Georgie Wood, and now we'd like to do 'Hark, The Angels Come'. 」のセリフ部分が編集で継ぎ足されアルバムに使われている。

未発表アルバム「ゲット・バック」ではこの第2バージョンから4分26秒(曲の途中からフェイドインしてエンディングまで)分が編集されて収録されている。

映画「レット・イット・ビー」では後半4分弱の映像を見る事が出来る。

ミックス、テイク違い&リマスター

特になし

こぼれ話

  1. アドリブでのお遊び、とも言えるこの曲だが映画「レット・イット・ビー」を見る限り、リンゴの「仕方なく付き合ってる」感にはものすごい物がある。
  2. 「That was 'Can You Dig It?' by Georgie Wood, and now we'd like to do 'Hark, The Angels Come'. (ジョージ・ウッドの「キャン・ユー・ディグ・イット?」でした。次は『ほら、天使がやってきた』という曲をやります。)」は次の曲、「レット・イット・ビー」の歌詞の内容とマッチしており、偶然ではあるがナイスな曲紹介となった。
    未発表アルバム「ゲット・バック」でも次の曲は「レット・イット・ビー」であり、グリン・ジョーンズもフィル・スペクターもこのセリフを「オイシイ」と捉えていたのだろう。

聴き放題サービスでのビートルズの取扱状況

Amazonプライムミュージック

ビートルズ・オリジナルアルバムはAmazonプライムの特典である「Amazon Prime Music」で「ウィズ・ザ・ビートルズ」「ビートルズ・フォー・セール」「イエロー・サブマリン」を除いて聴き放題に含まれています。(いずれも2009年リマスターのみ)

Amazonジャパンのプレスリリースはこちら。

なぜこの3つが省かれているのかが謎ですが、単体での購入もお忘れなくという事なのかも知れません。
Amazonプライムはお急ぎ便の使用や送料無料、プライムビデオなど様々な特典を含んで月間400円、年間3,900円という価格で提供されています。
ちなみにプライムビデオの方では無料のビートルズ映像作品はありませんでしたし、公式の映画やコンサートフィルムは取り扱い自体がありませんでした。
頻繁にAmazonを使う、という事であれば加入するのもよいかも知れませんがビートルズを全て楽しみたい!という方には微妙かも。

Google Play Music

Googleが提供しているGoogle Play Musicの状況はオリジナルアルバム(アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントペパーの50周年含む)は全て配信されていますが、BBCセッション、レット・イット・ビー・ネイキッドは見当たりませんね。その代わりトニー・シェリダンものやハンブルグものなど少々怪しそうな物もラインナップされてるのがちょっと面白いです。
こちらは月額980円です。
公式サイトはこちら

Spotify

Spotifyでの状況はGoogle Play Musicと同じ取り扱い状況ですが、時折広告が入ったり使用時間の制限があるものの公式アルバムの曲は全曲聴けるようになっています。
この制限を外したり、ダウンロード可能にするには月額980円の使用料が必要になります。
公式サイトはこちら

Apple Music

音楽配信サービスの大御所(笑)といえばやっぱりAppleですが、ビートルズの取り扱い状況は他よりも充実しており、BBCセッション、ネイキッド、イエロー・サブマリンソングブック、そしてなんとU.S.Albums(!)も含まれています。但しこれらは単体購入のみでしか聞けないものもあります。

オリジナルアルバム、アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントの50周年エディションまでが聴き放題プランの中に含まれているので、ビートルズを楽しみたいのであればApple Musicが今の所最良の選択と言えるでしょう。

惜しむらくはモノラル盤の取り扱いがないところですが、AppleにはiTunes独占配信だった「The Beatles Bootleg Recordings 1963」があるのが大きいですね。
このアルバムも月額プランで聴けるものの中に入っています。

月額プランは個人では980円。ファミリープラン、1480円もありこちらはこの金額で6人までアクセス可能です。

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