本日11/11の京セラドームを皮切りにポールの「Out There Japan Tour」開始ですね!
今回、公式サイトではポールに対するリクエストなんかも受け付けており
圧倒的に票数を取ってるのが「ひとりぼっちのロンリー・ナイト」だったりするのが
「ヤァ!ブロード・ストリート」からビートルズの無間地獄(良い意味です)に
墜ちていった私としてはなかなかうれしい所です(笑)
VIDEO
そういえばこの曲のライブ映像って全く目にしたことがないのですけども
ポールはライブでは取り上げてないんですかねえ。
このPVはとても好きでよく見ていたので、この曲のイメージって
とても寒い冬の夜というのが私の中で定着しております。
さて、今回のポールのライブですけども、私は見に行かない事にしました。
理由としては会場が京セラドームだった事が半分と
あとは、よせばいいのに色んなサイトで今回のツアーのセットリストを見てしまったせいです(笑)
大阪会場が未定、と発表された時、「もしかしたら大阪城ホールになるのかも!」
とめっちゃめちゃ期待してたんですけど、やはりの京セラドームに落胆。
というのも、京セラドームで見たライブって正直どのアーティストのライブも
全然想い出に残ってないせいなのです。
数年前のビリー・ジョエルのライブも「確かにあそこにいたよな」ってのは覚えてるんですが
オープニングの「Prelude – Angry Young Man」に「おおおお」と思った以外は
なーんも覚えてないのですよねこれが。
そしてセットリストもオープニングはおそらく「あの曲」で始まるでしょう 。
(上記リンクはネタばれを含みますので、楽しみにしてる方は見ないで下さい)
僕個人としてはビートルズの曲はもうかなわないにしろ、やっぱり4人でのあの空気が
一番の想い出ですし愛を注げる対象なのですね。
(今のポールのバンドは大好きですけども。ビートルズナンバーに対する愛を感じますし)
昨年のポールのツアーみたいにオープニングが
「ヴィーナス・アンド・マース~ロック・ショウ」ならば何がなんでも見に行くと思うんですけども、
僕個人としてはもっとウィングスやソロのナンバーを聞きたいんですよね。
あのモワンとした音響、遠すぎるステージ、そしてこのセットリスト予想に対して
16000円も払えるのかという事を考えたあげくに、
僕は「DVDでいっか」という結論になりました(笑)
もし東京でのどれかの公演が武道館だったなら、
借金してダッフィーにお金積んでても絶対に行ってたでしょうけど。
しかし、もし今日から始まるツアーで「No More Lonely Nights」が演奏されたら
恐らく世界初になるでしょうしそれはすごい事ですよね!
ライブに行かれる方はぜひぜひ楽しんで来て下さい!
ポールもバンドの皆さんも体調には気をつけて日本を楽しんで下さいませ。
このまとめを見て、なんだかなあと思ったので・・・
「僕はビートルズ」について妄想し続ける
http://togetter.com/li/580906
私個人の好みで先に言ってしまうのだけれど
この町山氏は本当にビートルズファンなのか?と思ってます。
この方「僕はビートルズ」に対してはかなりご立腹なようですが
http://togetter.com/li/144187
http://togetter.com/li/207335
作品を評論する人としてはどうも底が浅い気がするのですよ。
特にこのツイート。
「暗殺について一切の言及がありません」との認識に「ああ、ちゃんと作品読んでないんだな」と。
最終巻、主人公達はビートルズ本人に会って
「僕たちがやってる曲は全部あなたたちがこれから書く曲なんです」
と告白する場面があるんですが、その会見の最後、部屋を出る際に
レイ(ジョン役)がジョンに対して何か言いかけます。
が、結局レイは「元気で」としか言えなかったんですけども
これって「あなたは1980年12月8日に暗殺されますよ」と伝えようとした、という描写でしょ。
その会見でジョンは
「君たちのレコードを聴いたけどありゃロックンロールのカタログだ。
オレはカタログには興味がないし過去も未来も興味がない。
興味があるのは今やりたい曲なんだ」と話しています。
(その直後に作りかけの「ラヴ・ミー・ドゥ」をポールと歌う場面があります)
曲を今まで「自分達のオリジナル」と偽って世界を欺き、
ましてや本人達をさんざんに凹ませた経緯があった上に
立ち直ってこんな前向きな発言をしているジョンに
「アンタ20年後死にますんで」って普通は言えないですよね。
私はこのマンガ、嫌いどころかビートルズ愛に溢れるがこその作品と思ってます。
しかし、視点が完全に楽器をやった事のある人間じゃないと理解できない、とも
思ってるんですよね。
最初、レイは1961年にタイムスリップした際に他の3人とは行動を別にして
オリジナル曲を書いて活動をしようとするんですが
ここでのレイの叫びに、この作品の全てが現れてる気がするのです。
「逃れようとすればするほどビートルズの呪縛からは逃れられない」
私自身もすこしギターをいじるのですけれども
ビートルズの曲って数々のマジックがあるんですよね。
ジョージのあの微妙{絶妙ではない)なタイム感のリードギターなんかは
再現しようにもとても難しいです。
他の3人のパートにもそれは同じようにあって
各自の癖、個性がとても強いスタイルでよくもまあここまでのメンツが集まったな、と。
最終巻のレイの「オレ達はビートルズじゃないって事だ」ってセリフの深さは
近づこうとして果たせず、そしてそこから逃れようとオリジナルを作っても
圧倒的なオリジナリティの前にはどうしようもない、って敗北感を肌で感じないと
「そらそやろ。当たり前やん」で終わってしまうと思うわけです。
このテーマを10巻程度の短さでうまくまとめたなあ、と私個人は思うのです。
213曲を聴き倒した自分にとって「214曲目の『ファビュラス・フォー』」は気になりますけど(笑)
でもね。
ビートルズを冒涜するような気持ちではこんなストーリーは書けないと思うんですよ私は。
好きで好きでなんとか近づこうとした人だからこそ、こんな話が出てくるんだと思います。
ビートルズの新譜が出る、って事で「恐らくBBC関連かなあ・・・」と思ってたら
案の定、あの「ライブ・アット・ザ・BBC」の続編という事でした(笑)
ポール来日のタイミングに合わせたかのような11月11日、ってのもさすがだな、と。
DVD「ロック・ショウ」の再発といい、今回のこの「BBC2」もそうですが、なんかもう狙った感満載ですよね(笑)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130913/prl13091316500102-n1.htm
1963年~1964年にBBC(英国放送協会)でオンエアされたビートルズのパフォーマンスから40曲を収録した、ニューアルバム『オン・エア – ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』(On Air – Live at the BBC Volume 2)が2013年11月11日に世界同時発売されることが決定しました。アルバムは48ページのブックレット付きの2枚組CDと、180gのアナログ盤での発売となります。
ビートルズは1994年にも、BBCでオンエアされたパフォーマンス音源を収録した『ライヴ・アット・ザ・BBC』をリリース、発売6週間で500万枚以上のセールスを記録していますが、本作はこのBBCパフォーマンス集の続編。収録される全63トラックには、前作『ライヴ・アット・ザ・BBC』とのダブりは一切無く 、未発表のパフォーマンス音源37トラックと、以前EP『ベイビー・イッツ・ユー』などでCD化されたパフォーマンス音源3トラックの、計40曲のパフォーマンス・トラック、そしてスタジオでの雑談や、メンバーとBBCの司会者たちとの会話を収めた未発表の会話トラックが23トラック収録されています。
ざっと読んでいくうちに赤文字の部分に「!」ってなったのですけど「別テイク」って事でした。
今回、発表される新たな曲はチャック・ベリーの「I’m Talkin’ about You」と
スタンダードの「Beautiful Dreamer」の2曲との事。
「I’m Talkin’ About You」はポールがインタビューで
「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼアのベースラインはこの曲からパクった」と言ってるので
初めて聞く人にとってはなかなか楽しみな曲だと思います。
「Beautiful Dreamer」はまさにポールの選曲、という感じの楽曲ですね。
個人的感想としてはBBCものは正直、ブートレッグで聞き飽きてるので
音質以外の驚きってあんまりないんですよねー(笑)
再放送番組を音源とした「At The BEEB」関連のレコードはけっこう買いましたし。
「ライヴ・アット・ザ・BBC」も同時にリマスターされて発売されるそうなのですが
マスターテープがなかった「Keep Your Hands off my Baby」とかは
どこまでクリーニングされるのかはちょっと楽しみ。
本レコーディングの別テイク集が発売!とかならもっと燃えるんでしょうけど
アンソロジーが出てしまった以上、さすがにそれはないですかね・・
あとはやっぱり「ビートルズ・スーパー・ライブ!」のCD化ですかね!
でも、これも最近では「完全エディション」の海賊盤があったりするんですよね(笑)
http://www.nexttime.jp/product/3860
尽きることのない音源への興味、お金が続く限り付き合っていきますかあ。