ビートルズの12枚目の英国オリジナルアルバム、そしてラストアルバムとなった「レット・イット・ビー」の1曲目に収められているナンバー。
1970年5月8日に発売されているこのアルバムだが、録音は前アルバム「アビイ・ロード」より前に行われている。
ポールとジョンによるデュエットで歌われており、一部ポールがソロをとっている。
1969年1月2日から始まった、トゥイッケナム・フィルム・スタジオでのリハーサル時からこの曲は演奏されている。
映画「レット・イット・ビー」にもフィルムスタジオ内でこの曲を演奏する場面が確認できる。
ビートルズ本来のパートでの演奏で、ジョンとポールが1本のマイクで歌っていた。
この段階では曲名は「On Our Way Home」という仮題で呼ばれていた。
正式なレコーディングが行われたのは1969年1月24日のアップルスタジオでのセッションから。
この日のテイクは未発表アルバム「ゲット・バック」に使用された。
合間に突発的に演奏された「マギー・メイ」はアルバム「レット・イット・ビー」に収録されている。
翌日の1969年1月25日のアップルスタジオでのセッションでも録音されている。
1969年1月31日のアップルスタジオでのセッション(屋上コンサートの翌日)には3テイク録音され
(テイク番号は第10~第12と記載されている)
この中の第12テイクが最終的にアルバム「レット・イット・ビー」に収録されている。
なお、ジョージはギター(オールローズのテレキャスター)でベースラインの様に弾いている。
ビートルズ・オリジナルアルバムはAmazonプライムの特典である「Amazon Prime Music」で「ウィズ・ザ・ビートルズ」「ビートルズ・フォー・セール」「イエロー・サブマリン」を除いて聴き放題に含まれています。(いずれも2009年リマスターのみ)
なぜこの3つが省かれているのかが謎ですが、単体での購入もお忘れなくという事なのかも知れません。
Amazonプライムはお急ぎ便の使用や送料無料、プライムビデオなど様々な特典を含んで月間400円、年間3,900円という価格で提供されています。
ちなみにプライムビデオの方では無料のビートルズ映像作品はありませんでしたし、公式の映画やコンサートフィルムは取り扱い自体がありませんでした。
頻繁にAmazonを使う、という事であれば加入するのもよいかも知れませんがビートルズを全て楽しみたい!という方には微妙かも。
Googleが提供しているGoogle Play Musicの状況はオリジナルアルバム(アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントペパーの50周年含む)は全て配信されていますが、BBCセッション、レット・イット・ビー・ネイキッドは見当たりませんね。その代わりトニー・シェリダンものやハンブルグものなど少々怪しそうな物もラインナップされてるのがちょっと面白いです。
こちらは月額980円です。
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Spotifyでの状況はGoogle Play Musicと同じ取り扱い状況ですが、時折広告が入ったり使用時間の制限があるものの公式アルバムの曲は全曲聴けるようになっています。
この制限を外したり、ダウンロード可能にするには月額980円の使用料が必要になります。
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音楽配信サービスの大御所(笑)といえばやっぱりAppleですが、ビートルズの取り扱い状況は他よりも充実しており、BBCセッション、ネイキッド、イエロー・サブマリンソングブック、そしてなんとU.S.Albums(!)も含まれています。但しこれらは単体購入のみでしか聞けないものもあります。
オリジナルアルバム、アンソロジー3つ、ハリウッドボウル、サージェントの50周年エディションまでが聴き放題プランの中に含まれているので、ビートルズを楽しみたいのであればApple Musicが今の所最良の選択と言えるでしょう。
惜しむらくはモノラル盤の取り扱いがないところですが、AppleにはiTunes独占配信だった「The Beatles Bootleg Recordings 1963」があるのが大きいですね。
このアルバムも月額プランで聴けるものの中に入っています。
月額プランは個人では980円。ファミリープラン、1480円もありこちらはこの金額で6人までアクセス可能です。