ザ・ビートルズ楽曲データベース

The Word

邦題
愛のことば
作者
Lennon/McCartney(二人の共作)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン / ポール、ジョージ
使用楽器
  • Rickenbacker 325? (John)
  • Rickenbacker 4001 (Paul)
  • Fender Stratocaster (George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Piano (Paul)
  • Maracas
  • Harmonium (George Martin)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での6枚目にあたるオリジナルアルバム、「ラバー・ソウル」の6曲目に収録されたナンバー。ジョンがリード・ヴォーカルをとり、ポールとジョージがコーラスを付けている。

昨年と同じく「1年に2枚のアルバム」のノルマをこなすべく、10月半ばからこのアルバムのセッションは開始された。 実質このアルバムは一ヶ月たらずでレコーディング~ミキシングを経て、完成させている。
しかも、セッション開始の時点では、録音できる曲のストックがなかったそうだ。
ポールはこのアルバムのセッションより、リッケンバッカー4001を使用しはじめている。

この曲は1965年11月10日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
同じ日には「君はいずこへ」のリメイクが行われている。
3テイク録音された後に、オーバーダブを重ねて完成させている。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. このアルバムに関しては、1987年のCD化においてもリミックスがやり直されており、またアメリカでも2種類のミックスが出回っていたり(収録曲も本国イギリスとは異なる)、本国でもカッティングレベルの違うアナログ初版の「マトリックス1」などがあって正直キリがない。
    現在、CDで出回っているミックスを下記に羅列しておく。
    • 1987年に発売されたCD(ステレオ)Voが中央に定位しているもの
    • 2009年に発売されたリマスターCD(ステレオ)基本は上記に準拠。
    • 2009年に発売された限定モノラルボックスに収められたCD(モノラル)
    • 上記のモノラル盤CDに収められたボーナストラック(ステレオ)1965年のミックス(Voが右に定位)
    • ザ・ビートルズ’65BOX」等に収められたキャピトル(アメリカ)版ステレオミックス。
    • 上記に収められたキャピトル(アメリカ)版モノラルミックス。
    こんな感じで1度の音源で6回楽しめます、というかいい加減にしろコラ。
  2. アメリカ編集「ラバー・ソウル」のステレオ盤のみ、サビのジョンのボーカルがダブルトラック処理されている。
    このバージョンは「The Capitol Albums Vol. 2」等に収められているのでCD入手は可能。

    ・・・いま聞き直してみると、あまりにもピッチやリズムが似通ってるのでADT(Artficial Double Tracking)処理かも知れません。しかしADTは翌年の1966年にケン・タウンゼントによって開発されるはずなので、この曲に使用されたのは微妙かも。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. 歌詞には後の「愛こそすべて」に通じるものがある。誰かが誰かを好きというレベルでなく「愛」そのものについて書かれた初めての歌詞と言えよう。その後に「Give Peace a Chance」に連なるいかにもジョンらしい歌詞である。
  2. ポールは「ジョンと僕は『ロング・トール・サリー』みたいな記憶に残る曲が作りたかったんだ。この曲ではそれに近づけたかな」と後年コメントしている。
  3. 余談ではあるが、この曲のベースラインは往年の「スペース・インベーダー」を思い出してしまう。

Youtube

参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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