ザ・ビートルズ楽曲データベース

Drive My Car

邦題
ドライヴ・マイ・カー
作者
Lennon/McCartney(二人の共作)
リードヴォーカル / コーラス
ジョン、ポール / ジョージ
使用楽器
  • Cowbell(John)
  • Rickenbacker 4001 (Paul)
  • Fender Stratocaster (George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Piano (Paul)
  • Tambourine (Ringo)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での6枚目にあたるオリジナルアルバム、「ラバー・ソウル」の1曲目に収録されたブラック・フィーリング溢れるナンバー。おもにポールが作曲して、歌詞の一部をジョンからアドバイスを受けて完成させている。

昨年と同じく「1年に2枚のアルバム」のノルマをこなすべく、10月半ばからこのアルバムのセッションは開始された。 実質このアルバムは一ヶ月たらずでレコーディング~ミキシングを経て、完成させている。
しかも、セッション開始の時点では、録音できる曲のストックがなかったそうだ。
ポールはこのアルバムのセッションより、リッケンバッカー4001を使用しはじめている。

この曲は1965年10月13日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
まずリズム・トラックが4テイク録音され、ベストと判断された第4テイクに様々なオーバーダブを加える。

ギターソロの後半では、ボトルネックを使用したスライド奏法が使用されている。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. このアルバムに関しては、1987年のCD化においてもリミックスがやり直されており、またアメリカでも2種類のミックスが出回っていたり(収録曲も本国イギリスとは異なる)、本国でもカッティングレベルの違うアナログ初版の「マトリックス1」などがあって正直キリがない。
    現在、CDで出回っているミックスを下記に羅列しておく。
    • 1987年に発売されたCD(ステレオ)Voが中央に定位しているもの
    • 2009年に発売されたリマスターCD(ステレオ)基本は上記に準拠。
    • 2009年に発売された限定モノラルボックスに収められたCD(モノラル)
    • 上記のモノラル盤CDに収められたボーナストラック(ステレオ)1965年のミックス(Voが右に定位)
    • ザ・ビートルズ’65BOX」に収められたキャピトル(アメリカ)版ステレオミックス。
    • 上記に収められたキャピトル(アメリカ)版モノラルミックス。
    こんな感じで1度の音源で6回楽しめます、というかいい加減にしろコラ。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ジョンの家でポールがこの曲を思いついた(作ってた?)時に、サビの歌詞が「You can buy me diamond rings」だったそうなのだが、「diamond ring」はすでに「キャント・バイ・ミー・ラブ」や「アイ・フィール・ファイン」で使われており、さすがに3回目というわけにはいかず、それをジョンに指摘されたそうな。
    そこで「Baby,You can Drive my Car」という歌詞を二人で作り出したそうである。
    同じようなエピソードは「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」でも見受けられる。
  2. この曲のアレンジモチーフは、ジョージのアイデアである。
    ジョージはオーティス・レディングの「Respect」みたいに、ベースとユニゾンリフで進行する様にこの曲を仕上げればいいんじゃないか、とアイデアを出したそうだ。
    ちなみにオーティスは同時期に録音された「デイ・トリッパー」をカバーしている。
  3. ギターソロはポール、というのがあちこちに書いてあるが、これには管理人は非常に懐疑的である。
    このパキパキ感溢れるピッキング、そして微妙(絶妙ではない)なタイム感はジョージの物だと確信している。

Youtube

参考文献

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ビートルズ公式録音曲213曲を徹底的に解説!テイク違いやミックス違い、そして2009年リマスターについてを動画等を交えて書き連ねています。

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